電磁パルス(EMP:electromagnetic pulse)は、極めて短い時間に発生する電磁エネルギーで、電場・磁場・電磁波・電流などの形態があります。短時間ではありますが、非常に高いエネルギーのため、電子機器(半導体回路や電子回路など)が影響を受けることがあり、その対策の一部として電磁波シールドが活用されています。
近年では社会インフラの電子化が進んでおり、例えば、交通信号/航空/輸送システム・金融システム・石油/ガス/水道の供給ライン・通信/電力システム・消防/警察/医療/防衛システム・行政システムなどにおいて、対策の必要性が高まっていると言われております。